RAID0は、書き込みするデータを分割して同時に複数のハードディスクに書き込むことで速度を向上します。また、読み込みも複数のディスクから同時に行われるため高速な読み込みできます。
ただし、耐障害性はないため、ハードディスク1本の故障ですべてのデータが失われます。
ブロック単位に分けたデータをHDDに分散して格納します。
耐障害性のためのデータは保有しません。
一度に複数のHDDからブロック単位に読み込みを行うため、高速に読み込みが行われます。(上記の場合、「a」「b」が一度に読み込みされる)
HDDの本数が多くなれば多くなるほど高速となりますが、ディスクにSSDを使用した場合は、アクセス速度が頭打ちになり本数に比例しない場合があります。
ブロック単位のデータを一度に複数HDDに書き込みするため、高速に書き込みが行われます。(上記の場合、「a」「b」が一度に書き込みされる)
HDDの本数が多くなれば多くなるほど高速となりますが、ディスクにSSDを使用した場合は、アクセス速度が頭打ちになり本数に比例しない場合があります。
耐障害性はありません。
HDD1本の障害で、データへのアクセスやデータ復旧ができなくなります。
HDDの合計容量(サイズ)がすべて利用可能です。
たとえば、
500GB × 2本 = 1.0TB の場合は、1.0TBのすべてが利用可能
500GB × 4本 = 2.0TB の場合は、2.0TBのすべてが利用可能
RAID容量計算
RAID0は2本以上のHDDで構成します。
HDDの数が多いほどアクセス速度が高速となります。
「コストを抑えてとにかく速いアクセス」の場合に使用します。ただし耐障害性が無いため、HDD1本の障害で全データがロストします。
必要 HDD本数 | 実効容量 | 速度 | 耐障害性 |
---|---|---|---|
2本以上 | HDD全容量(100%) | 超高速 | なし |