GIF(Graphics Interchange Format)「ジフ」は256色までしか使用できないが、画像はとても軽量化できるため、アイコンやイラストなどで多く利用されている。また、画像内に複数の画像を持つことができアニメーションとしても機能する。
一時は著作権問題が発生しGIFの利用が大幅に減っていたが、現在は著作権が失効しており自由に使用できる画像となっている。
一般的にGIF画像は画像内に256色までの色しか持つことが出来ないため、アイコンやイラストなど色数が少ない画像に利用されます。
他の画像圧縮形式(画像種類)との比較は以下でご確認ください。
GIFは1~256色しか使用できない。使用する色はフルカラー(1,677万色)から選択されます。
このため、色を多く使用する写真などには向かないが、イラストやアイコンなど使用している色が少ない場合は画像が軽量化されることが多くあります。
下記のサンプルは「GIF」と「PNG」の比較となりますが、見た目は大きく変わりませんがPNGの方が3.5倍大きくなります。
GIF(253色) | PNG(2,990色) |
---|---|
8.1KB | 28.1KB (約3.5倍) |
以下でGIFと他の画像フォーマット(JPEG,PNG)のファイル容量の違いを確認できます。
(現在実際に使用している色数も表示されます)
GIFは256色の1つを透明に指定することが出来ます。PNGの半透明には対応していません。
GIFはアニメーションに対応しています。
1つのGIFファイル内に複数の画像を保存して”ぱらぱらマンガ”と同じ要領でアニメーションにしています。
”ぱらぱら”の速度や無限繰り返し、1回のみなど条件も設定することが出来ます。
以下は速度を変えて無限繰り返しとして作成したアニメーションGIFとなります。
123KB | 123KB |
---|
上記アニメーションGIFは以下で作成しています。無料ですので是非ご利用ください。
ページTOPgifにはインターレースを設定することが出来ます。インターレースを設定すると画像がすべて読み込みされる前から、画像がじわじわ表示されるため表示速度が速く感じられます。
インターレース | 非インターレース |
---|---|
じわじわ表示される → 表示が速く感じる | 一度に表示される → 表示が遅く感じる |
8.4KB | 8.1KB |
現在はほとんど「インターレース」と「非インターレース」の違いは感じられません。
とても大きな画像など表示に時間が掛かる場合は「インターレース」も有効となるが通常はインターレースを使用しない方がファイルサイズが削減できます。
GIFの圧縮は減色で行います。
下記の例では見た目が大きく変化しない32色まで減色した場合約50%の容量削減となります。
以下で減色による見た目の違いや容量の違いなどを確認できます。