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使用中のLANケーブルの見分け方

LANケーブルには種類(カテゴリー)があり、環境にあっていない規格のLANケーブルを使用すると、通信速度が大幅に低下する(遅くなる)ことがあります。
高価なHUBやルータを使用していても旧規格のLANケーブルを使用していると速度低下となる場合があります。
(LANケーブルの比較実験)
また、同一LANの使用者が多い場合は、上位の規格(カテゴリ)を使用することで速度改善につながる場合があります。

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LANケーブルの規格(カテゴリー)

2016年現在、LANケーブルは以下のカテゴリー(CAT)に分かれています。

規格CAT5CAT5eCAT6CAT6ACAT6ECAT7
通信速度100Mbps1Gbps1Gbps10Gbps10Gbps10Gbps
10BASE-T
100BASE-T
1000BASE-T×
1000BASE-TX××
10G-BASE-T×××
伝送帯域100MHz100MHz250MHz500MHz500MHz600MHz
LANケーブルの規格(カテゴリー)別の通信速度を計測しています。LANケーブルの比較実験
イーサネット規格無線LAN規格
イーサネット規格と速度無線LAN・Wi-Fiの規格と速度
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LANケーブル規格(カテゴリー)の確認方法

外袋が残っていない使用中しているLANケーブルの見分け方

外袋がない場合は、LANケーブルにカテゴリー表記が無いか確認してください。

サンプル CAT5E
  • 上記のように表記がある場合は、LANケーブルのカテゴリーを確認することが出来ます。
    ただし、"CAT.5"で表記されているのに、実際には"CAT5e"の場合があります。
  • 表記がない場合は、LANケーブルの見た目からの判断は難しく、実際の転送速度などによりカテゴリーを推定する必要がある。(実質判断は難しい)

外袋がある場合やこれから購入する場合のLANケーブル見分け方

使用中のLANケーブルの外袋を取ってあれば、簡単に見分けることが出来ます。
LANケーブルの外袋には、カテゴリーの種類の記載があります。

規格(カテゴリー)カテゴリー5
CAT5
カテゴリー5e
CAT5e
カテゴリー6
CAT6
カテゴリー7
CAT7
外袋の表記サンプル画像 CAT5 CAT5E CAT6 CAT7
表記例カテゴリー5
CAT5
カテゴリー5e
CAT5e
エンハンスドカテゴリ5
カテゴリー6
CAT6
カテゴリー7
CAT7
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その他LANケーブルの違い

カテゴリの違い以外にもLANケーブルには違いがあり、それそれで機能や性能が異なります。

LANケーブル形状の違い

ケーブルの形状により通信の安定性などが違います。

形状特徴
スタンダードスタンダード

一般的な丸型LANケーブルです。

持ち運びや配線などの都合以外はスタンダード形状をお勧めします。

フラットフラット

厚さ1ミリ程度の薄いケーブルです。

壁際や隙間などに重宝しますが、ノイズに弱いため長い距離で
の利用はお勧めできません。

極細極細

スタンダードの半分くらいの太さの丸型LANケーブルです。

持ち運びなどには重宝しますが、通信の安定性は低下します。

据え付けとして使用するLANケーブルではお勧めできません。

「UTP」と「STP」の違い

ケーブル内のシールド(アルミ箔による保護)の有無によりノイズ耐久性に違いがあります。
UTPとSTPを外見から見分けることは出来ないため購入時に注意してください。
ただし、一般的にCAT6以下はUTP、CTA7はSTPとなります。

電線種類特徴
UTPUTP

一般的なLANケーブルです。

LANケーブル内部はシールドが施されていません。

家庭や企業でのノイズはUTPケーブルで十分対応できます。
このため、販売されているCAT6までのLANケーブルはほとんどがUTPとなっています。

STPSTP

ノイズを強化したLANケーブルです。

LANケーブル内部はシールドが施されており、ノイズに対応しています。
シールド;アルミ箔で保護されています。

UTPと比べると価格が高くなっています。
CAT7対応ケーブルはSTPケーブルとなっています。

「単線」と「より線」の違い

ケーブル内の芯線により通信の安定性などが違います。
単線とより線を外見から見分けることは出来ないため購入時に注意してください。
感覚とはなりますが、柔らかいケーブルはより線で固いケーブルは単線となります。また、フラットケーブルと極細ケーブルはほとんどがより線となります。

芯線(導線)特徴
単線UTP

1本の芯線に1本の銅線が使用されたケーブルです。

より線に比べて通信の安定性が高くなります。
通信を考えるとより線より単線の方がお勧めとなります。

ケーブルが固くなるため、より線に比べて配線の取り回しが若干面倒となります。

より線STP

1本の芯線に複数の銅線が使用されたケーブルです。

単線に比べて通信が安定が低下します。

ケーブルは柔らかく取り回しが楽なため、持ち運びなどに便利となります。
短いLANケーブルで取り回し重視の場合はより線を選択します。

「ストレート」と「クロス」の違い

以前は「ストレートケーブル」と「クロスケーブル」を厳密に使い分ける必要がありましたが、現在はネットワーク機器が自動判別する機能を備えており、ほとんどのケースで「ストレートケーブル」が利用出来るようになっています。
一般的には「ストレートケーブル」を使用すると判断ください。
「クロスケーブル」の詳細や見分け方などは、以下ページよりご確認ください。

LANケーブルのストレートとクロスの違い

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どのケーブルを使用(購入)したらいいの?おすすめは?

当社の利用状況をもとにお勧めを記載しています。実際の利用状況により判断ください。

カテゴリ形状電線種類芯線
CAT5CAT5ECAT6CAT7スタンダードフラット極細UTPSTP単線より線
××
一般家庭や企業でのLANを想定し評価しています。使用用途によってお勧めは変わります。
規格利用環境・おすすめ
CAT5すでにほとんど販売もされていませんが、おすすめではありません。
現在、HUBなど価格も下がっており、100MbpsでLANを使用するケースが少なくなっています。
CAT5のLANケーブルを使用している場合は、cat5e以上に変更することをお勧めします。
CAT5e一般家庭や数名程度の企業・店舗の場合は、安価なCAT5eをお勧めします。
ほとんどのパソコンや通信機器は1Gbpsとなっており、さらに上位のカテゴリーLANケーブルを使用しても通信速度には大きく影響しないことがほとんどです。
CAT6大企業やパソコン・サーバが多い企業・店舗にお勧めします。
CAT5eと通信速度は一緒となりますが、ケーブルの形状により同時使用時の通信速度に影響します。
CAT7ノイズが多い場所で高速に通信したい方にお勧めします。
ケーブルの二重シールド(STP)や接合部の金メッキなどにより外部から干渉に強い仕組みとなっています。

LANケーブルの規格(カテゴリー)別の通信速度を計測していますので、ご参考に使用するLANケーブルを決定してください。
LANケーブルの比較実験

ハブのお勧めは?

LANケーブルのおすすめに合ったスイッチングハブの選択方法は以下でご確認ください。
スイッチングハブの選び方

LANの通信速度が遅い!

LANの通信速度はLANケーブルだけで改善しない場合があります。
パソコンやスイッチ(HUB)などの通信機器にも影響しますので、以下もご確認ください。
イーサネット規格

無線LAN・Wi-Fiの通信速度や規格は以下をご確認ください。
無線LAN・Wi-Fiの規格と速度

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