完成品NASの初期設定が、どの程度手間が掛かるか(実際には簡単)を確認するために手順を掲載しています。「BUFFALO リンクステーション LS520D0802G」をサンプルとしていますが、他の完成品NASでも大きな流れは変わりません。(画面イメージや操作性などは異なります)
「完成品NAS」とは、ハードディスクもセットになったNASです。
ハードディスクが別売りの「NASキット」の初期設定は以下のページでご確認ください。
NASにLANケーブルと電源を接続し、スイッチを「ON」にします。
立ち上げに数分かかる場合があります。
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以下の操作は「DHCP」が有効の場合の手順となります。通常ルータなどの「DHCP」は有効となっていますが、固定IPアドレスにしている場合は、若干手順が変わりますので各製品のマニュアルでご確認ください。
「完成品」NASの場合、多くのケースで専用ソフトをダウンロードする必要があります。今回はBUFFALO社のサイトより専用ソフトをダウンロードしています。
各NAS製品のメーカーにダウンロードページがあります。今回はBUFFALO社のLS520D用の「NAS Navigator2」をダウンロードします。
ダウンロードしたソフトウエアをインストールします。今回ダウンロードしたソフトウエアはインストール後に以下のアイコンがデスクトップに追加されます。
「NASキット」の初期設定手順は以下でご確認ください
ページTOPダウンロードしたソフトウエアを実行するとLANに接続したNASが表示されます。NASの電源を入れてから立ち上がるまでに数分かかる場合があります(一般的に立ち上げ中はNASのランプが点滅しています)。NASが見つからない場合はしばらく待ってから「更新」で検索しなおしします。
「NASキット」の初期設定手順は以下でご確認ください
ページTOP専用ソフトより設定画面を表示し、各種設定を行います。(直接ブラウザから表示することもできます)
以下は今回使用したBUFFALO社の操作方法となります。
専用ソフトに表示されたNASを右クリックし「WEB設定を開く」を選択します。
NAS管理者のパスワードを設定します。忘れるとNASの設定が出来なくなりますのでご注意ください。
今回使用したBUFFALO社のNASの場合、管理者のユーザーIDは「admin」となります。
初期設定後にNASの設定変更などを行う場合は、ユーザー名「admin」と今回設定したパスワードでログインする必要があります。
管理者以外のNAS利用者の作成を行います。ユーザーを設定するとアクセス権限などの設定が可能ですが、アクセス権限などが不要な場合はユーザーは設定しなくても利用できます。後からユーザーを作成することもできます。
今回は新規ユーザーは作成せずに「次へ」を選択しています。
ハードディスク(SSD)が2本以上のNASでは、RAID構成となっています。
今回のNASは初期設定で「RAID1(ミラーリング)」が初期値となっていました。このまま「次へ」でRAID1構成のままとしています。
今回使用したNASでは以下のRAID構成が選択可能となっています。
RAID | 概要 |
---|---|
RAID0 |
2本のディスクに分散してデータを書き込みします。 使用できる容量は、全ディスク容量と一致しますが、ディスク1本の障害でもデータは消失します。 |
RAID1 |
同じデータを2本のディスクに書き込みします。 使用できる容量は、全ディスク容量の半分(1本分)となりますが、ディスク1本の障害発生でもデータは残ります。 |
リニア |
2本のディスクを1本として書き込みします。 RAID0とは違い、データは分散せず書き込みを行います。このためアクセス速度は速くなりません。 |
タイムゾーンを選択します。
上記(5)まで完了すると、自動で設定が開始します。(数分かかります)
設定が完了すると、ログイン画面が表示されます。
「NASキット」の初期設定手順は以下でご確認ください
以上で初期設定は完了となります。
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NASにはいろいろな機能が付いています。基本的な使い方のみを掲載していますので、テレビ録画や権限の設定、バックアップ設定などはNASのマニュアルでご確認ください。
エクスプローラーにNASのIPアドレスを入力すると、アクセスすることが出来ます。IPアドレスの前には「\\」を付けます。
通常「Public」ディレクトリが共有ディレクトリとなり、読み込み書き込みが自由にできます。ただし、ユーザーを作成して書き込みや読み込みの権限を付けている場合は、ユーザー毎に利用できるディレクトリが変わります。
NASのログイン画面よりログインすることで、各種設定やログの確認を行うことが出来ます。
今回使用したBUFFALO社のNASの場合は、以下画面の設定が可能です。使用するNASにより機能は異なりますので、購入前にメーカーホームページでご確認ください。
「NASキット」の初期設定手順は以下でご確認ください
「完成品」と「NASキット」の違いは以下でご確認ください
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