M.2 SSDは、マザーボードのM2スロットに接続します。マザーボードにM2スロットがない場合やマザーボードのM2スロットが不足する場合は、M.2 SSD用のPCIカードを利用する必要があります。
M.2をSATAやUSBに切り替えるアダプターやケースも発売されていますが、高速なM.2 SSDを使用する場合は、PCIカードを使用しないと、通常のSSDと同等の速度まで低下してしまします。
M.2 SSDをマザーボードに装着した場合とPCIカードに装着した場合のアクセス速度差について確認してみました。
次の環境で、マザーボード装着とPCIカード装着の違いを確認しています。
マザーボード | ASUS TUF GAMING X570-PLUS |
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CPU | AMD Ryzen 5 3600 |
メモリ | CORSAIR DDR4 2666MHz 16GB |
M.2 SSD | CFD CSSD-M2B1TPG3VNF NVMe PCIe 4.0(Gen4)×4対応 |
PCIカード | AINEX AIF-06A |
同一のM.2 SSDを準備し、以下の通りマザーボードとPCIカードに装着しています。
同一のM.2 SSDを準備し、以下の通りマザーボードとPCIカードに装着しています。
実際には、速度には揺れが発生していたため、3回平均をグラフにすると以下の通りとなっています。
M.2 SSDを直接マザーボードに装着しても、PCIカードに装着しても速度に大きな違いはありません。
傾向としては、読み込みはマザーボードの方が若干速く、書き込みはPCIカードの方が若干速くなっています。ただ、誤差の範囲と考えられます。
使用するM.2 SSDやPCIカードによってアクセス速度は異なります。以下のご確認ください。
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