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HDD/SSDのサイズ2.5→3.5変換

ハードディスクのサイズは0.85~8インチまでいろいろありますが、通常は「3.5インチ」または「2.5インチ」のHDDが使用されています。ノートパソコンは「1.8インチ」も多く利用されています。

「3.5インチ」「2.5インチ」の違いは大きさだけで、規格やインターフェースに違いはありません。
このため、3.5インチのマウントに2.5インチのHDDやSSDを取り付けても動作します。

パソコンやサーバーのHDD/SSDマウントサイズが3.5インチの場合は、2.5インチのHDD/SSDにブラケットを取り付けることで3.5インチとしてマウントすることができます。

HDDサイズ

特に、3.5インチのHDDをSSDに入れ替える場合などに、ブラケットを使用することが多くなっています。(SSDは一般的に2.5インチとなっています)

2.5-3.5HDD交換

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2.5→3.5変換ブラケットの種類

変換用ブラケットは大きく2つに分けられます。

トレー式ブラケット
2.5インチHDDをブラケットに取り付けし、2.5インチのインターフェースをそのまま使用する。

トレー式ブラケット

インターフェース内蔵ブラケット
3.5インチサイズのブラケット内に2.5インチのHDD/SSDを取り付けて、ブラケットのインターフェースを使用する。

インターフェース内蔵ブラケット

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おすすめは?

「インターフェース内蔵ブラケット」がおすすめとなります。

トレー式の方がシンプルな構成となりますが、3.5インチマウンター(取り付け場所)との相性が必要となります。相性が良くない場合は、トレーが取り付けできなかったり、トレーに取り付けた2.5HDDのインチインターフェースの向きが合わないため接続できないなどの問題が発生することがあります。
インターフェース内蔵式の場合は、ブラケットが3.5インチ規格でできているため、相性問題は発生しません。

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2.5→3.5変換ブラケットの選び方

トレー式ブラケット

放熱
HDD/SDDは放熱しないと、故障や性能劣化の原因となります。このため、放熱効果が高いスチール製のブラケットがおすすめとなります。
インターフェース規格
内蔵するインターフェースが古い場合、HDD/SSDの性能が劣化します。通常はSATA3.0(6Gb/s)規格のインターフェースが内蔵しているブラケットがおすすめとなります。
HDD/SSDの固定ネジ位置
2.5インチのHDD/SSDは、ネジ位置が規格で左右4か所、底部4か所となっています。ただし、一部のHDD/SSDでは底部の4か所のネジが無い場合があります。ブラケットによっては、底部のネジ固定が必須の場合もあり、使用するHDD/SSDのネジ位置とブラケットのネジ位置を確認する必要があります。
マウント固定ネジ位置
ブラケットをパソコンやサーバに取り付けるネジ位置が合わない場合が多くあります。特に短いタイプのブラケットは、3.5インチの規格の四隅ネジ位置までの長さがなく、取り付けできないことがあります。
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インターフェース内蔵ブラケット

放熱
HDD/SDDは放熱しないと、故障や性能劣化の原因となります。このため、放熱効果が高いブラケットを選ぶ必要があります。スチール製のブラケットが望ましいのですが、インターフェース内蔵ブラケットにはスチール製がほとんどありません。このため、なるべく上下がオープンになった製品がおすすめとなります。
インターフェース規格
内蔵するインターフェースが古い場合、HDD/SSDの性能が劣化します。通常はSATA3.0(6Gb/s)規格のインターフェースが内蔵しているブラケットがおすすめとなります。
HDD/SSDの固定ネジ位置
2.5インチのHDD/SSDは、ネジ位置が規格で左右4か所、底部4か所となっています。ただし、一部のHDD/SSDでは底部の4か所のネジが無い場合があります。ブラケットによっては、底部のネジ固定が必須の場合もあり、使用するHDD/SSDのネジ位置とブラケットのネジ位置を確認する必要があります。
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ブラケットの取り付け

トレー式ブラケット

トレー式のブラケットの場合は、3.5インチHDDと比べ、ネジ位置やインターフェース位置が異なることが多く、取り付けするマウンタとの相性を確認する必要があります。

以下は底部のネジで止めるタイプですが、横のネジで止めるタイプもあります。

トレー式ブラケット取り付け

3.5インチのHDDとネジ位置を比べると、同一の製品もあれば、2点のみ一致する製品など様々です。取り付け先マウンタのネジ位置にあった製品を選ぶ必要があります。

トレー式ネジ位置

3.5インチのHDDとインターフェース位置を比べると、ほとんどの製品で位置が異なります。パソコンやサーバ側がケーブルを取り付けるタイプの場合、対応可能なケースが多くなりますが、固定のインターフェース(はめ込み)の場合は、対応できなくなります。

トレー式インターフェース位置

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インターフェース内蔵ブラケット

インターフェース内蔵ブラケットは、ブラケット内に2.5インチHDD/SSDをはめ込むだけで、3.5インチのHDDと同じネジ位置、インターフェース位置になる製品がほとんどです。このため、相性についても検討する必要はなく、簡単に交換することができます。

以下は底部のネジで止めるタイプですが、横のネジで止めるタイプもあります。

インターフェース内蔵ブラケット取り付け

3.5インチのHDDとネジ位置を比べると、同一位置となっています。(ほぼすべての製品でネジ位置は一致します)

インターフェース内蔵ネジ位置

3.5インチのHDDとインターフェース位置を比べると、同一一となっています。(ほぼすべての製品でネジ位置は一致します)

インターフェース内蔵インターフェース位置

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