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RAID50「分散パリティ+ストライピング」のアクセス速度

ディスク6本~12本までのRAID50「分散パリティ+ストライピング」構成について、アクセス速度を実測しています。
HDDとSSDで測定していますので、RAID構成の検討にご活用ください。

RAIDイメージ
RAID構成ごとのアクセス速度比較
RAID0 RAID1/1E RAID5 RAID6 RAID10 RAID50 RAID60
使用ディスク数ごとのRAID構成比較
2本 3本 4本 5本 6本 7本 8本 9本 10本 11本 12本

測定は、ハードウエアRAID+(HDD/SSD)で行っています。HDD/SSD共にデスクトップパソコンレベルの製品を使用しています。使用する製品によっては結果が異なる場合がありますのでご注意ください。

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HDD使用時のRAID構成別アクセス速度

9本は「RAID5×3」(3グループ)、その他は「RAID5×2」(2グループ)で構成しています。

HDDの場合はディスクの増加にほぼ比例してアクセス速度が速くなります。グループ数が多い違法が、ランダムアクセスが速くなります。

SSDの場合は8本程度で読み込みのアクセス速度が頭打ちとなり、以降はアクセス速度がほぼ変わらくなります。また、シーケンシャルの書き込みは、9本以上になると大幅なアクセス低下が発生します。
パリティ計算による影響と考えられ、SSDでRAID6を構成する場合は、構成本数に注意する必要があります。

今回使用したRAIDコントローラとHDD/SSDでの結果です。違う製品の場合は結果が異なる場合がありますのでご注意ください。

本数 シーケンシャル(MB/S) ランダム(MB/S)
READ WRITE READ WRITE
■HDDを使用した場合■
6本 408.0 602.3 30.30 4.553
8本 605.0 809.8 32.72 4.815
9本 713.6 793.5 36.93 6.276
10本 870.4 1086.4 33.15 5.297
12本 1057.1 1358.7 33.92 4.774
■SSDを使用した場合■
6本 2310.0 1586.5 528.0 85.16
8本 3409.4 1691.3 553.6 66.02
9本 3354.1 1644.2 553.2 91.62
10本 3562.3 582.3 553.6 58.54
12本 3571.0 372.0 544.5 53.21

HDDのRAID50

HDDを6本~12本に増やしながら、RAID50「分散パリティ+ストライピング」のアクセス速度を計測しています。

RAID50のアクセス速度 RAID50のシーケンシャルアクセス速度 RAID50のランダムアクセス速度
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SSDのRAID50

SSDを6本~12本に増やしながら、RAID50「分散パリティ+ストライピング」のアクセス速度を計測しています。

RAID50のアクセス速度 RAID50のシーケンシャルアクセス速度 RAID50のランダムアクセス速度
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RAID構成ごとのアクセス速度比較
RAID0 RAID1/1E RAID5 RAID6 RAID10 RAID50 RAID60
使用ディスク数ごとのRAID構成比較
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