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ルータとは?選び方は?

ルータとは、ネットワークの境界線にある機器で「ブロードバンドルータ」や最近では無線LANに対応した「無線LANルータ」などもあります。
インターネットの契約を行うと、プロバイダーから提供される場合もあります。自分でルータを設置することもできます。

多くは数千円~数万円で販売されていますが、企業向けでは数十万円~数千万円の機器もあります。当ページでは、一般的な数千円~数万円のルータについて概要レベルで記載しています。

  1. ルーターの役割
    • 1-1.インターネット回線の共有
    • 1-2.入られないように遮断
  2. どんなルータを選んだら良いの?
    • 2-1.使用するインターネット回線の速度
    • 2-2.無線LANの使用有無
    • 2-3.WEBサーバなどの公開有無
    • 2-4.外出先からLANに接続する(VPN)
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1. ルータの役割

家庭や一般企業で使用するルータの代表的な機能は以下の2つになります。

ルータの概要
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1-1. インターネット回線の共有

多くの家庭や一般企業では、1つのインターネット回線を複数のネットワーク機器(パソコンやスマートフォン、タブレットなど)で共有しています。
最近では、家庭のテレビや家電もインターネットに繋がることが多くなっています。

インターネット回線を共有するための機能として以下の3つがあります。(主要機能で他にもあります)

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インターネット接続

インターネット回線とルータ(WAN側ポート)を接続し、接続設定を行うことでインターネットとルータが接続されます。
接続方式は「PPPoE」「DHCP」「手動」などがありますが、プロバイダーとの契約により異なります。
契約内容を確認してルータに接続設定を行う必要があります。(ルータのメーカごとに設定方法も異なります)

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IPマスカレード(NAPT)/NAT

自宅や一般企業に敷設されるインターネット回線(終端装置)は特別な契約をしない限りグローバルIPアドレスが1つ付いています。上記の例では「221.242.xxx.xxx」がグローバルIPアドレスです。
インターネットにアクセスする場合は、この1つのグローバルIPアドレスを家庭や企業内で共有して使用する必要があります。
このため、家庭や会社内で使用しているプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスにルータで変換してインターネット通信を行っています。

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DHCP

自宅や会社などの施設内のLANではプライベートIPアドレスが利用されています。
「DHCP」はプライベートIPアドレスを機械が自動で付与することができます。通常のルータでは標準で「DHCP」の付与機能に対応しています。

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1-2. 入られないように遮断

ルータを設置しないとインターネット(WAN側)からも自由にアクセスされてしまい危険にさらされます。場合によっては、犯罪の踏み台として利用される可能性もあります。

ルータを設置することで、外部からのアクセスを遮断しセキュリティを保つことができます。(メールの添付ファイルなどの不正については、ルータで防ぐことは出来ません)

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ファイアウォール/フィルタリング

通常ルータはデフォルトで外部からの遮断が設定されています。このため、何も考えなくてもファイアウォール機能が有効となっており、安全にインターネット接続を行うことができます。

ただし、自分から見るWEBサイトの脅威やメール添付ファイルのウイルスなどには、ルータのファイアウォールでは対応できません。このため、パソコンなどにはウイルス対策ソフトウエア(ウイルスバスターやノートン、ESET、カスペルスキーなど)の導入が必須となります。

WEBサーバの公開やメールサーバの設置、DNSの設置など、インターネットにサーバを公開する場合もあります。この場合は、IPマスカレード/NAPTやDMZの設定を行うことで対応することができます。

外出先から自宅や会社に設置したWEBカメラを見る場合にも利用されます。

WEBサーバ公開

ケーブルテレビのインターネットやマンションで集中敷設しているインターネット回線などを使用している場合は、外部への公開ができない可能性があります。

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VPN

外出先から自宅や会社のLANを使用する場合にVPNを利用します。たとえば、出張先から会社のLANに参加してファイルサーバから資料を取り出すなどの場合に利用されます。

VPNを使用することで、インターネット上の通信が暗号化され、安全に外部アクセスが可能となります。

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2.どんなルータを選んだら良いの?

使用環境や利用目的によりおすすめのルータは異なります。
ルータはこだわれば高性能の機器もありますが、家庭や一般企業では以下の判断程度で問題ありません。

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2-1. 使用すrインターネット回線の速度

ルーターは使用しているインターネット回線の速度以上の製品を選択する必要があります。

インターネット回線が100Mbps以下の場合

Bフレッツ(旧)やADSLが該当します。
インターネットを中心に利用している場合は100Mbpsに対応のルータであれば問題ありません。
高価な製品を購入してもインターネットの大きな速度向上は望めません。
ただし、ハブとしても利用する場合は、LANの速度が100Mbpsに低下します。
このため、できるだけ1000Mbps(1Gbps)のルータがおすすめとなります。

インターネット回線が101Mbps以上の場合

Bフレッツ(NEXT)やauひかり(ギガ)、NURO、So-net光などが該当します。
1000Mbps(1Gbps)対応のルータがお勧めとなります。
100Mbpsのルータの場合は、契約したインターネットの速度を無駄にします。

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2-2. 無線LANの使用有無

無線LAN・Wi-Fiを使用する場合は、無線LAN親機をルータとして使用することをおすすめします。
ほとんどの無線LAN(Wi-Fi)親機はルータ機能も備えています。
既にルータが設置されている場合は、無線LAN親機をアクセスポイントとして使用することもできます。

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2-3. WEBサーバなどの公開有無

WEBサーバやメールサーバ、DNSサーバを公開する場合は、フィルタリングやDMZに対応しているルータが必要となります。ほぼすべてのルータで対応しています。
機種は上位ルータ(「YAMAHA」「Cisco」「アライドテレシス」など)をおすすめします。安価なルータでもサーバの公開は可能ですが、上位ルータの方が安定性が大幅に向上します。

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※WEBカメラを見る程度でしたら、安価なルータでも問題ありません。
※ケーブルテレビのインターネットやマンションで集中敷設しているインターネット回線などを使用している場合は、外部への公開ができない可能性があります。

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2-4. 外出先からLANに接続する(VPN)

外出先から自宅や会社のLANに入る場合はVPN対応のルータが必要となります。

VPNには種類がありますが「PPTP」または「L2TP/IPsec」対応のルータがおすすめとなります。
機種は上位ルータ(「YAMAHA」「Cisco」「アライドテレシス」など)をおすすめします。安価なルータでもVPN対応している機種もありますが、上位ルータの方が安定性が大幅に向上します。

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※ケーブルテレビのインターネットやマンションで集中敷設しているインターネット回線などを使用している場合は、外部への公開ができない可能性があります。

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