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HDDをSSDへ簡単に入れ替えてパソコン速くしよう

パソコンのハードディスク(HDD)をSSDに交換し、OS立ち上げなどの速度比較をしています。

SSDはかなり早く、HDDとは比べ物にならないほど劇的に速くなっています。
少し古いパソコンでも、CPUネックが大きくない限り、HDDをSSDに入れ替えることで、処理速度が大幅に改善する可能性があります。

実際に使用していたパソコンのHDDをSSDに変更したところ、立ち上げ時間が70%以上短くなっています。また、立ち上げ以外のExcelやWORD、ブラウザなどのパソコン全体の処理速度が向上します。

パソコンのHDDをSSDに変更したことで、以下の時間に改善されました。

SSD
開始
HDD
開始
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OSの立ち上げ速度の比較

比較内容・方法

使用したパソコン
CPU : Intel Corei3-8350K 4.0GHz , メモリ:16GB , SerialATA600インターフェース
使用したSSD,HDD
SSD : 読み取り:514.3MB/s、書き込み:475.9MB/s
HDD1 : 現在(2019年)に一般的なデスクトップパソコンで使用されるレベルのHDD
HDD2 : 数年前まで一般的なデスクトップパソコンで使用されていたレベルのHDD
比較方法
SSDとHDD1、HDD2をまったく同じ内容にコピー(クローン)し、パソコンのSerialATAケーブルにそれぞれ差し替えて、Windowsの立ち上げ時間を測定
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比較結果

SSDは、HDDの3倍以上早くWindowsが立ち上がります。

以下には掲載していませんが、Windows立ち上げ後にASUSのグラフィックボードモニターソフト「asus GPU TweakⅡ」を立ち上げると、さらに時間の開きが発生しました。
SSD:3秒、HDD1:1分8秒(22.6倍)、HDD2:2分5秒(41.6倍)

SSDを使用することで、OS起動以外の処理も大幅に処理改善します。
【注意】処理速度が遅い原因がCPUなどHDD以外の場合は、SSDに変更しても大きな改善が無い場合があります。

SSD
開始
HDD(SATA600)
開始
HDD(SATA300)
開始
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種類
(使用した型番)
回転数
(rpm)
インターフェース キャッシュ 立ち上げ時間 SSD比
SSD
(THNSNJ128GCSU)
- SATA600
(6Gb/s)
- 23秒 -
HDD1
(ST250DM000)
7,200 SATA600
(6Gb/s)
16MB 1分12秒 3.1倍
HDD2
(ST3160815AS)
7,200 SATA300
(3Gb/s)
8MB 1分24秒 3.6倍
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SSD/HDD OS起動速度比較

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HDDをSSDへ簡単に入れ替える

HDDにはOSや各種ソフト、メールなどの設定など多くの情報が入っており、HDDの入れ替えにはかなりの時間と労力を必要とします。
少し費用が掛かりますが、HDDのクローン(コピー)スタンドを利用することで、HDDの入れ替え「HDD→SSDへの移行」が簡単に行えます。

簡単に移行が行える条件

「パソコン内のHDDの接続が「SATA」で2.5または3.5インチであること」

SSDの多くはSATAインターフェースで、2.5インチとなっています。この規格以外のSSDも存在しますが、入手が難しく価格も高いためおすすめできません。
お使いのパソコンがSATAインターフェースで2.5または3.5インチのHDDであることを確認してください。

HDDインターフェース HDDサイズ

デスクトップパソコン
デスクトップパソコンの場合は、ほとんどの場合で上記条件を満たしており、HDDからSSDへ簡単に移行できます。
ノートパソコン
ノートパソコンの場合は、HDDが簡単に取り出せない場合や2.5インチ以下のHDDを使用している可能性があります。HDDを取り外し出来ることとサイズが2.5インチ以上のSATAであることを確認してください。
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簡単に移行に必要なもの

HDDコピースタンド

コピー用の機器を購入しなくても、パソコンにコピーツールソフトウエアをインストールすれば、機器と同等のコピー(クローン)が可能となりますが、知識が必要となり、時間も労力も大きいため、今回はHDDコピースタンドの利用をおすすめしています。

HDDコピースタンドは、HDDの内容をそのままコピーするため、再インストールなどを行わずにSSDに移行が可能となります。

HDDコピースタンド

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SSD

移行先のSSDについては、移行元(現在パソコンで使用している)HDDの容量と同一以上の容量が必要となります。

HDDコピースタンドは、HDDをそのまま(イメージのまま)コピーするため、HDDの未使用領域も含めてコピー対象となります。このため、実際の使用領域が少なくても、HDD全体の容量以上のSSDが必要となります。

例えば、「500GBのHDD」をSSDに移行する場合は「500GBのSSD または 500GB以上のSSD」が必要です。

SSD

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手順

HDDの容量によりますが、数十分から数時間の作業時間が必要となります。
当社で256GBのHDDで作業したときは、全工程で約1時間となっています。

1.パソコンからHDDを取り出す

パソコンからHDDを取り外します。
使用しているパソコンによりHDDの取り外し方法は異なりますので、マニュアルやメーカーのホームページでご確認ください。

HDD取り外し

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2.HDDの内容をSSDにコピーする

取り外したHDDの内容をSSDにコピー(クローン)します。

  • 移行先のSSDの容量は、移行元のHDDの容量以上である必要があります。
  • 使用するコピースタンドにより、コピーの向き(コピー元とコピー先)が異なりますので注意ください。
  • HDDの容量や使用するコピースタンドにより異なりますが、コピーには数十分から数時間掛かります。
    手元のスタンドでは500GBのコピーで1時間程度となっています。

HDD-SSDコピー

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3.マウントサイズを合わせる

パソコンのHDDが3.5インチの場合は、ブラケットを利用し2.5インチのSSDを3.5インチマウントに取り付けるように変更する必要があります。パソコンのHDDが2.5インチの場合はこの手順は不要です。

2.5-3.5

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4.コピーしたSSDをパソコンに取り付ける

コピーが終わったSSDをパソコンに取り付けます。
取り付け後に通常の立ち上げを行うことが出来ます。

SSD取り付け

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