Web便利ノート
cman.jp cman.jp > Web便利ノート > 変換・計算 > 2の補数
広告
広告
広告

2の補数とは?

コンピュータ内部では、2進数(2進法)でデータが管理されています。
2進数(2進法)は「0」「1」のみで構成されており、人が考える数字(10進数)もコンピュータ内部では2進数で管理されています。
10進数は数字の先頭に「-」を付けることでマイナスを管理(表して)いますが、2進数先頭1ビットが「1」の場合にマイナスであることを表します。2の補数は2進数の符号を逆転する場合に使用する計算方法です。

広告

符号付き2進数と符号なし2進数

2進数には”符号付き”と”符号なし”の2種類があります。符号付きの場合のみ先頭1bitが符号を表しており、符号付きのみ2の補数による符号の逆転が有効となります。

(例)8bitの2進数の場合、10進数は以下の通りとなります。
2進数左記2進数を10進数で表した場合
2進数が符号付きの場合2進数が符号なしの場合
0000000000
0000000111
0000001022
0000001133
01111110126126
01111111127127
10000000-128128
10000001-127129
10000010-126130
11111100-4252
11111101-3253
11111110-2254
11111111-1255
ページTOP

2の補数の計算方法

2の補数の計算式は以下の通りとなります。

元の2進数 0 1 1 1 1 1 1 0 10進数では”126”となる
変換
各ビットを逆転
変換
逆転:「0→1」「1→0」
1の補数 1 0 0 0 0 0 0 1
変換
最終ビットに1を加算
変換
2の補数 1 0 0 0 0 0 1 0 10進数では”-126”となる
ページTOP
広告
QrCode
このページのURL
スマートフォン・タブレット運営:株式会社シーマン